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    【桂佑】2月メンバーBLOG

    OFFICIAL FANCLUB『DIBLO』

    2023/02/05 18:41

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    どうも桂佑です。

    2回目のブログを書く前に、先日のFC限定ライブを楽しみにしてくださっていた皆様、申し訳ございませんでした。

    喉の状態は現在も投薬治療を続けておりますが、概ね快方に向かっております。

    歌うのもそこまで酷使しなければ問題なく、直近の2月18日のデスク主催までには復活できるので、そちらに来られる方は是非一緒に楽しみましょう。

     

    さて喉の調子も良くなってきたこともあり、ちょっとしたお祝い気分で知人にオススメされた少し高めの創作中華を、最近食べに行ったんですが、自分の中で想像していた中華と違いすぎました。

     

    銀座アスターとかに近い、いわゆる高級中華の味付けで、B級グルメ舌の俺には薄味すぎました。

     

    いやまぁ美味しかったんですが。

    なんか物足りなさがあったよねって感じで。

     

    これの良さ理解するには、こういうの食いまくるしかないんでしょうね。

    良い素材の味付けは申し訳程度で素材の味を楽しむとか言いますしね。

    添加物盛り盛りのマシマシばっか食ってたら繊細な味に鈍感になりますね。

     

    一流の物を目利きする力を培う。

    これは何事にも大事な事だと思いますね。

     

    我々が日頃から触れている音楽にも同じようなことが言えます。

    良い"音楽"と言われれば、人それぞれの好みもあり定義が凄く曖昧になりますが、良い"音"に関してはある程度定義化することが出来るのではないでしょうか。

     

    では良い音とは何か、音声フォーマットの観点で見ればサンプリングレートとビット数が大きい程、音の情報量が増え良い音になると言われてます。写真の解像度が高くなるにつれて高画質になるのと同じ感じです。

    ちょい前から流行ってるハイレゾってのは、情報量が多く、解像度が高いので良い音として売り出されているわけですね。

    ちなみに補足で、ハイレゾだから良い音の音楽が聴けるって勘違いしてる人が居ますが、データ自体がハイレゾでも、再生するデバイスがハイレゾに対応してないとハイレゾを体感できないんで注意してくださいね。

     

    良い音の定義として音声フォーマットの話をしましたが、これはあくまで完成されている音に対しての良し悪しの話で、そもそもを遡っていくと最初の段階の録音環境に依存すると思われます。

     

    良いギター、良いマイク、良い録音機器、良いエンジニア、良い湿度、良い演奏etc.

    沢山の良いを選択していく事で一流の音を収録できます。

    そして良い機材を使って録音された音は何が良いのかと言うと、素の音で良い音や、扱いやすい音なんて言われてます。

    レコーディングして音楽が完成系になるまでの流れとして

     

    レコーディング

    ミキシング

    マスタリング

     

    に大きくわかれます。

     

    レコーディングした音に対して、味付け、盛り付けするのがミキシング、マスタリングだと思ってください。

    なので、素の音で良い音、扱いやすい音っていうのはミキシング、マスタリングをする時に調理しやすい音ということになります。

    素材が良ければ、味付けをあんまりしなくても良いって事ですね。

    逆に録音環境が全て二流、三流だと、録音した音も二流、三流になります。それを一流に近づけようとするとミキシング、マスタリングの工程で味付けマシマシで誤魔化さないとダメになりますし、やはり本物の一流には及びません。

     

    ただこれに関しても、録音機材を一流の物を使ってる音だ!なんて、一流の音を聴きまくって勉強しないとわからないでしょう。

    殆どの人はわかってないと思います。

    俺も殆どわかりません。

     

    添加物盛り盛りの味付け料理が美味しいと感じるように、音に関してもそう思います。

    ある程度味付けでなんとかなります。

    味付けで工夫してるんだからいいじゃないの。

     

    そもそも添加物が身体に悪く、あまり使わない方が良いと思われてる風潮がありますが、あれは間違ってます。

    添加物は皆が普段食べている食事に必ず入ってます。調味料、酸味料、酸化防止剤etc.

    無いと味気なさを感じ、美味しく頂けないでしょうし、食の安全を守る上でも添加物の存在は大きいです。

    添加物の一つで保存料というものがあり、食品の腐敗を防ぎ食中毒などのリスクを下げる役割を持ってます。保存料を使わないとなると、腐敗が早くなり、早く廃棄しなきゃならなくなるので食品ロスという問題にも繋がります。

     

    それでもメディアなんかは、「添加物を摂りすぎると身体に悪い」なんて添加物に限定して言いますが、塩とか砂糖も摂りすぎると身体に悪いでしょう。それと同じで、撮りすぎなければ危険な物ではないんです。完全なメディアの印象操作ですね。

     

    世間的に悪いイメージがついてるから、無添加なんて言葉を押し出して良いイメージで食品を売り出そうと戦略立ててる流れも結構ありますよね。最近荒れに荒れてる回転寿司チェーンでの若者によるテロ動画なんかでも取り上げられてる、くら寿司なんかも無添加を謳ってますよね。

    くら寿司は無添加だから、添加物使ってないの?と思われるかもしれませんが全然そんな事ありません。

    くら寿司のHPを見ると、化学調味料、人工甘味料、合成着色料、人工保存料を使ってませんとあります。つまり、裏を返せばそれ以外の添加物は使ってるかもと言うことになります。というか使わない方が無理があるので絶対使ってるでしょう。

    カニや、エビなんかの甲殻類は水揚げ直後に酸化防止剤を使用した水に浸けることでヌルヌルの膜ができ酸化を防ぎます。

    調理前のカニ、エビがヌルヌルしてるのは酸化防止剤を使ってるからなんです。

    まぁこんな感じで、添加物を一切排除するのは無理なんです。

    じゃあ、くら寿司が無添加って言うのは嘘で、ダメなことをしてるの?となると思われるんですけど、別に嘘でもダメでもないですよね。

     

    くら寿司の言う無添加とは、化学調味料、人工甘味料、合成着色料、人工保存料の四大添加物を排除しているということ。

    そして、なにより添加物一切不使用!とは公言してないので嘘ではないんですよ。

    完全に営業戦略ですよね。

     

    添加物=悪い物

    無添加くら寿司=良い寿司

     

    っていう図式出来ますよね。世間のイメージを逆手に取った"ズル"賢いやり方だと思います。

    くら寿司美味いから良いんすけどね。

     

    ただ、戦略だのなんだの、外面ばかりを取り繕って中身がないものに関しては、俺はあまり良く思わないです。

    これはDEVILOOFでも当てはまることが実はあって、拷訊惨獄をリリースする前ぐらいの時期にバンドとしての演奏レベルで葛藤していたことがありました。

    音源では高いレベルのものを生み出せても、実際の演奏は満足出来ていませんでした。

    いわゆるレコーディングマジックってやつですね。

    その頃のDEVILOOFの姿が外面ばかり着飾って良く見せてるだけって感じがして、凄い自虐的なんですが、虚像だなって思ってました。

    ちょうどその頃に作った曲をDAMMEDに収録しました。False Selfという曲です。

    偽りの自分や、虚像という意味のタイトルです。

     

    その当時はDEVILOOFに似合わねぇーって思って拷訊惨獄の方をリリースしたんですが、かんちゃんが加入して、愛朔が加入してバンドとして成長した今のDEVILOOFなら、リリースしても良いかなって思って収録しました。

     

    リリースまではもう暫くありますが、

    へぇーそういう感じなんだぁーって思いながら聴いて貰えたら俺の苦悩の背景も楽しめるのではないかなと思います。

    楽しみに待っとけ!

     

    そんな感じで長くなりましたが、何が言いたいかというと

    添加物マシマシの二郎系ラーメンは最高って事です。

     

    それでは。

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